SDRの製品
小型デジタル地震計 AcCo-100


AcCo-100外観
写真の表示が止っている場合:

AcCo-100(アッコ)は、手乗りサイズの小さな地震計です。

本製品は、販売を終了しました。


【主な仕様】
形式名 AcCo-100
形状寸法
本体寸法: 横幅17cm×高さ12cm×奥行6.5cm
(突起含まず)
重量: 0.8kg (乾電池含まず)
使用環境
電源: AC100-240V, 50/60Hz, 4VA
乾電池によりバックアップ(*1)
環境条件: 温度:0〜50℃, 湿度:85%以下
(結露していないこと)
センサ特性
センサ種別: 加速度2方向(*2)
計測範囲: 各方向 2g (2×980Gal)
ノイズレベル: 1Gal-rms以下
分解能: 約 1/6 Gal
計測周期: 1/100 秒
周波数範囲: DC 〜 10Hz
表示特性
周波数範囲: 0.1 〜 5Hz
表示内容: 最大加速度値(*3)、
リアルタイム震度(*4)
表示方法: 高輝度7セグメントLED4桁
警報出力
周波数範囲: 0.1 〜 5Hz
警報条件: 設定加速度(*5)超過
表示方法: 赤色LED発光、ブザー鳴動、RS-232C出力
情報出力
出力内容: 地震波形データほか
出力方法: RS-232C(D-SUB 9ピンソケット)の独自手順
別途、専用ソフトウェア及び専用ケーブルが必要(*6)
イベントメモリ・波形記録機能(*7)
遅延メモリ: 30秒(標準)
波形記録長: 約108秒(遅延含む)
波形記録数: 2イベント(最大振幅値が大きい順)
リレー接点
接点出力: 無電圧接点1ポート
(ノーマルオープン、最大定格DC24V, 0.2A)
【特長】
  • 震源域ではP波警報も可能!
  • 加速度と震度で警報発令!
  • 手のひらサイズ(小型・軽量・廉価・簡単)
  • 振動の最大加速度を大きな数字でデジタル表示
  • ブザーと赤色LEDで警報
  • パソコンに接続して波形が取込み可能(専用接続ケーブル使用)
  • リアルタイム震度(RI)機能(弊社特許技術)
  • リアルタイム震度(RI)は、地震動の仕事率に基づいて新たに提案された指標です(弊社特許)。この指標は、地震で揺れている最中でも、気象庁の計測震度とほぼ同等の値をリアルタイムに示します。計測震度は地震が終ってから算出されるのに対し、RIは、地震中でも震度を得ることができます。より迅速な警報・情報収集に有効です。

  • リレー接点

  • 【使用例:地震警報システムの構築】
          

    【別売部品】
  • 乾電池
  • コントロールスイッチ延長ケーブル  :AcCoを手の届かない高所などに常設する場合に便利です。
  • 専用PC接続ケーブル  :AcCoをPCにつないで波形観測する時や観測データを回収する時に必要となります。波形表示ソフトまたは波形データ回収ソフトのダウンロード権付き。ご利用には、PCのRS-232Cポート、もしくはRS-232C・USB変換器が必要です。
  • 取付キット  :床面や壁に固定するキットです。専用アルミ板と金具類のセット。
  • アッコ情報表示記録装置 "AcCoRecord"  :アッコの情報を分かりやすく、かつ見やすく表示・記録する装置です。
  • 無線通信機 "ぶるぶる"  :地震計の警報出力を、無線でお知らせします。

  • アッコ情報表示記録装置 AcCoRecord





    無線通信機 ぶるぶる

    【ソフトウェア】(32bit版Windowsのみ)
  • 各ソフトウェアのご案内

  • 波形モニタソフト: AcCoWave, AcCoWaveRI

    警報レベル変更ソフト: SetAlarm

    上記ソフトウェアは、専用PC接続ケーブルをお買上げのお客様にご提供しております。
    ご希望のお客様は、EメールまたはFAXにて、お客様名、ご連絡先及びシルアルNo.を明記の上、こちらまでご連絡ください。

    【参考情報】
  • 震動台実験
  • 加速度と震度の関係



  • 【お客様へのサポート】
    地震計の設置やソフトウェアのインストールなど、お客様側で対応が困難な場合は、弊社担当者が現地に訪ねさせて頂き対応することも可能です(有償)。
    また、弊社では、複数の地震計を用いてネットワーク化し、地震監視や警報を目的としたシステムも構築しております。
    サポートのご依頼や地震計のネットワーク化など、お気軽に弊社までお問い合わせください。

    ※上記仕様等の特性値は、保証値ではなく観測条件により異なります。なお、いくつかのパラメータ(例えば、警報継続時間など)についてはカスタマイズが可能です。その際は別途お問合せ下さい。
    (*1)乾電池006P(別売)でバックアップ、年一回以上の取替推奨。
    (*2)RI機能が無い旧機種:水平2方向または水平1方向+鉛直1方向の観測。現行機種:水平2方向のみの観測。
    (*3)RI機能が無い旧機種:水平動の合成最大値10Gal以上または上下動1〜20Gal以上(1Gal単位で設定可能)の振動で表示開始。現行機種:水平動の合成最大値5Gal以上の振動で表示開始。Galは加速度の単位(重力加速度1gはおよそ980Gal)。
    (*4)RI機能が無い旧機種にRI機能をつけた場合、鉛直方向の加速度は観測できません。
    (*5)RI機能が無い旧機種:10,15,20,25,30,40,50,80,100,120,150,200Galの12段階から選択。現行機種:水平動の合成最大値40Gal(固定値)以上またはRIが3.5(固定値)以上(これらの値は、専用PC接続ケーブルと専用ソフトにより変更可能です。)
    (*6)専用ケーブル以外の使用は、機器が壊れる場合があります。
    (*7)波形回収の際は、専用PC接続ケーブルおよびRS-232Cポート付き(32bit版)Windows PCが必要です。

    機能の詳細等については、こちらまでお問い合わせください。

    ※“AcCo”及び“アッコ”は、株式会社システムアンドデータリサーチの登録商標です。
    本ページに掲載された仕様は、改良のため予告なく変更される場合があります。

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