早期地震警報システム FREQL

早期地震警報システム FREQL



世界初のP波警報システムUrEDASの開発経験や、新幹線・地下鉄等での稼働経験などを基に「FREQL」を開発しました。FREQLは、気象庁が開発中のシステムよりはもとよりUrEDASをもはるかに凌ぐ世界最速のP波瞬間警報機能(P波検知後1秒以下で警報出力)を持った地震計です。
地震防災・津波防災に絶大な効果を発揮します。

○動作シミュレーション(新潟県中越地震、宮城県沖地震)結果


P波でも警報
地震のP波(初期微動)を検知すると1秒以内にその地震の危険性を判断し、大きな震動になる前に警報を出します。また、地震のおおよその大きさや位置を決めて、その地震で被害が発生しそうなところにもP波検知後1秒で警報を出すことができます。

S波でも警報
弊社特許技術のリアルタイム震度により、気象庁の計測震度相当の値でいち早く警報を出すことができます。また、一般の警報地震計のように、設定加速度を超えても警報を発令します。

PS2種警報はSDR特許
P波S波に対応する警報がひとつの警報地震計で出せるのはSDRだけです。

FREQLはこんなことでお役に立ちます。
一刻も早く警報を
FREQLはP波検知後1秒以内で警報を出します。これは、他社で計画中の緊急地震速報はもとより、現行ユレダスよりも早い、世界で最も早いシステムです。大きな被害地震では、震源地は孤立化しがちです。しかし、FREQLがあれば大丈夫、警報も地震情報も途切れません。また遠地地震に対してもFREQLは的確に反応することができるので、津波に対しても警報を出すことができます。
確実な警報を
FREQLはP波で警報を出した後も波形の監視を続け、設定した加速度のレベルや震度のレベルを超えたら、あらためて警報を出します。つまり、FREQLだけで警報の二重化、三重化をすることができます。(特許出願中)
実際の被害に関係した警報を
FREQLのP波警報は、過去の地震被害に基づいてその地震が被害を及ぼす恐れのある範囲に出されます。また加速度警報も被害と関係の強い周波数成分に着目しています。さらに、弊社特許技術のリアルタイム震度は、地震動がもつ破壊エネルギーに着目した新しい指標で、実際の被害と深い関係があります。
このように、FREQLの警報はみな実際の被害と関係する警報です。
なお、気象庁の計測震度は地震が終わらないと計算できませんが、弊社特許技術のリアルタイム震度は、揺れの最中でも計算できますので警報にも使えます。
安全な復旧を
FREQLはP波検知後1秒間の波形情報から、その地震の大きさや位置を決めることができます。
P波を検知した後も、より正確な地震の諸元を計算し続けます。またオプションのFREQLセンター画面上には地震動の伝播状況が視覚的に表示され、主要動が来るまでの時間や、来た後はそれが終了するまでの時間がカウントダウンされます。このため、様々な角度から今起きている地震が今後どのようになるかをリアルに知ることができます。
このような地震中や地震終了後のより正確なFREQL情報をもとに、地震による緊急停止状態から安全で合理的な復旧を行うことができます。

主な仕様
本体形状: 横幅12cm 高さ10cm 奥行12cm (突起含まず)、重さ2.2kg
電源: 無停電電源装置付き専用ACアダプタ
AC100-240V 50/60Hz、停電時最大3時間バックアップ
防水性: 防滴
方式: P波検知、S波検知方式
出力: 加速度、震度(RI)(*1)、警報種別
観測方法: 加速度、速度
観測成分: 水平2方向、上下1方向
サンプリングレート: 100Hz
地震検知: P波検知、S波検知
警報: 加速度、震度(RI)、PI値(*2)
地震諸元に基づく早期検知(別途調整が必要です。)
通信: RS422
使用環境: 温度 0-40℃

動作例: ○2005年7月23日 千葉県北西部の地震(M6.0)
   ○動作シミュレーション(新潟県中越地震、宮城県沖地震)
導入例: 東京消防庁ほか各消防、東京メトロ、各種工場など。
(*1)RI:リアルタイムに計測する震度で、その最大値は計測震度とほぼ一致します。
(*2)PI値:P波部分の震度(RI)です。

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